医院案内

院長の信条

小学生の頃、両親の仕事が年中無休だっため、せっかくの夏休みや冬休みに何処にも出かけるという事がなかった。唯一の楽しみは、親戚（医者さん・歯医者さん）の家に泊まりに行く事だった。親戚の仕事や生活を観察できるいい機会でもあったため、将来の仕事の選択肢になった。当時を振り返ってみると、和室の待合室は満員だった。

両親の商業という仕事はお金を媒体として「物」を「お金」で買っていただいて、生活を営んでいた。

親戚の医療という仕事は、お金を通し相手との信頼関係が形成されていました。病気を治して、そのお礼に患者さんから「お金=感謝の心」をいただき、その「感謝の心」の上で生活を営んでいたように記憶しています。当時は、お金には感謝の気持ちが込められていて「お医者様・歯医者様」と呼ばれていた。彼らにとって「患者さん」＝「消費者」ではないことは、はっきりわかった。

私は、何歳になっても、患者さんに感謝していただける最新の歯科医療を実践し、それを提供しながら現役を引退したいと思っています。一生患者さんを「患者様」＝「顧客・消費者」と呼ぶことはせず、「歯医者さん」と「患者さん」の関係でいきたいと思っています。

一方ではこれからこの歯科界を担っていく若い優秀な歯科医師を少しでも多く育て、社会に貢献していきたい。